月別アーカイブ: 2013年9月

EXPAND study WEBカンファレンスの録画映像掲載のお知らせ

WEBカンファレンスでのQ&A

Q. 発作性心房細動 (PAF) の症例も登録できますか?
A. もちろん、リバーロキサバンの承認適応範囲内なので、発作性心房細動:PAFの患者さんもご登録いただけます。
ご存じのとおり、PAFも持続性心房細動と同レベルの脳梗塞発症リスクであると報告されています。
サブ解析でリバーロキサバンの予防効果も確認できますので、是非、ご登録いただきますようお願いします。
Q. イベント項目のインタベーション治療、外科的治療は何を示しますか?
A. インターベンション治療は待機的なPCI、外科的治療は待機的なCABGを示します。
診断カテは除いていただきます。
リバーロキサバン投与前に、既に実施が予定されていた症例も除いていただきます。
また、急性冠症候群の治療としてPCIが実施された場合は、急性冠症候群としてカウントいただくことになります。
Q. 来院しなくなった患者さんをどこまで調査しなければならないのでしょうか?
A. 来院されなくなった患者さん、転院された患者さんいずれも、可能な限り、追跡いただき、予後を調査いただけますでしょうか。

1) 患者さんやそのご家族にご連絡いただき、状況をご確認いただく
2) 転院先の先生や、連携先の先生へ、コンタクトをお取りいただき、調査にご協力いただく

など、ご診療の中、大変お手数をおかけすることになりますが、是非とも、ご協力よろしくお願いします。
なお、患者さんがEXPAND studyへ参加していることを示す意思表示カードも用意しています。
患者さんにお渡しいただき、転院先の先生方へお見せするようお伝えいただくこともお願いできればと思います。
また、一次予防、二次予防医療連携の際には、あらかじめ患者さんに、一斉調査がある3月と9月の半年毎の来院をお願いしていただくことも1つの対策になると思います。
リアルワールドにおけるリバーロキサバンの有用性を検討する上で、先生方のイベント調査は大変重要です。
お手数をおかけすることになりますが、是非とも、ご協力いただきますようお願いします。
Q. 論文にされる際、オーサーシップはどのように考えていますか?
A. ご登録症例数で上位10位までの先生には、共同著者となっていただきたいと考えています。
また、レジストリ研究ですので、登録患者の背景データや、中間結果を学会で発表する予定です。まずは、登録患者の背景データを来年9月の心臓病学会で公表したいと考えていますので、是非、引き続き、ご登録をお願いします。
Q. リバーロキサバンからワルファリンに戻した症例はドロップアウトになるのですか?
A. ワルファリンに戻された場合も含め、リバーロキサバンの投与が中止された症例も、2016年3月の試験終了まで、調査を行っていただくことになります。
Q. 他の試験に登録している患者さんも登録できますか?
A. その試験で「他の試験に参加しないこと」との規定がない限り、ご登録いただけます。
ただし、その試験で用いられる薬剤が、リバーロキサバンと併用禁忌の場合は登録を避けていただくことになります。
Q. 腎機能が徐々に悪化し、必ずしも禁忌ではなくてもリバーロキサバンが不適切と判断した場合はどうしたらよろしいでしょうか?
A. 経過観察中に、腎機能が低下した症例など、リバーロキサバンの継続投与が不適切と判断された場合には、他の薬剤へ切替えていただくことが可能です。
また、経過観察中に、禁忌に該当するクレアチニンクリアランが15ml/分未満となった場合には、ワルファリン等へ切替えていただくこととなります。
いずれの場合にも、薬剤変更の記録をご入力いただくことになります。また、他剤への切替え後も、研究終了の2016年3月まで一斉調査の対象となりますことをご理解いただけますと幸いでございます。
お手数をおかけいたしますがよろしくお願いします。
Q. LDL-Cは入力できないのでしょうか?
A. 今回の研究では、総コレステロールとトリグリセライド、HDL-Cをご入力いただき、LDL-Cはフリードワルドの計算式で算出する予定です。
直接法でLDL-Cを測定されている先生は、総コレステロールとトリグリセライド、HDL-Cの中で、測定されている脂質項目のみご入力いただきますようお願いします。

金沢地区EXPAND study実行委員会

登録推進委員:金沢大学医薬保健研究域医学系 臓器機能制御学・循環器内科
登録推進委員:教授 山岸 正和先生
参加医師:12名

2013年6月21日(金)19時00分より、金沢都ホテルにて「金沢地区EXPAND study 実行委員会」が開催されました。

主催者である山岸教授から、参加医師同士が一堂に会して、疑問を解決したり、感触を確認したりできる会を実施することは、臨床研究を進めていくうえで有意義であるというコメントをいただきました。
研究事務局からの研究実施計画、研究実施に伴い、先生方へのご依頼事項について説明した後、カルテ閲覧等についてご質問をいただきました。
カルテ閲覧に関しましては、実行委員会にてよくご質問をいただきます。事務局担当者が訪問し、ご用意いただいた部屋でカルテを閲覧させていただくなど、各施設の手順や運用に従って行われます。詳細な実施方法は、施設ごとに異なりますので、治験事務局などに個別にご相談させていただく旨を、事務局から説明いたしました。

山岸教授、ならびにご出席いただいた先生方、お忙しいところご参加をいただきまして、誠にありがとうございました。

EXPAND研究事務局

金沢地区EXPAND study実行委員会の様子

EXPAND study 患者様向け同意説明ビデオ掲載のお知らせ

患者様向け説明ガイド

EXPAND studyへ参加をご検討されている患者様への同意説明用ビデオを掲載いたしました。ビデオには、東北大学大学院 循環器内科学 講師 福田 浩二先生にご出演いただきました。
福田先生、お忙しいところご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。


患者様向け同意説明ビデオはこちら
フラッシュ版はこちら

全国EXPAND study実行委員会 開催

EXPAND study 委員各位
EXPAND study 参加医師各位

全国EXPAND study実行委員会(謝辞)


謹啓
残暑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
この度は、大変ご多忙のところ全国EXPAND study実行委員会(8月4日;東京)にご参画賜り厚く御礼申し上げます。
先生方の多大なご尽力により、今回の実行委員会の開催前には登録症例数が1,000例を超え、さらに、現在、1,500例に届く勢いでございます。改めまして、先生方の多大なご協力に感謝申し上げます。

今回の実行委員会では、本研究の進捗状況、各地域における実行委員会の開催状況を報告させていただくとともに、多くの症例をご登録いただいている先生方から力強いコメントを頂戴し、本研究の成功を確信いたしたところでございます。

2013年6月30日までにご登録いただいた症例を対象に、今月から一斉調査を実施いただいております。ご診療で大変ご多忙の中での調査となり大変恐縮でございますが、対象患者さんの予後調査ならびにデータ入力をよろしくお願い申し上げます。リアルワールドにおけるリバーロキサバンの有用性を検討する上で、先生方によるイベント調査は大変重要な情報となります。何卒、ご協力賜りますようお願いいたします。

 

略儀ながら取り急ぎ書中にて御礼を申し上げます。

謹白

2013年8月末日

EXPAND study研究代表
東北大学大学院循環器内科学
下川 宏明

全国実行委員会の様子

開会の挨拶

東北大学 下川 宏明先生

研究代表者
東北大学 下川 宏明先生

EXPAND study実施状況報告

熊本大学 小川 久雄先生

研究副代表
熊本大学 小川 久雄先生

研究実施計画概要の説明

東北大学 福田 浩二先生

プロトコル委員
東北大学 福田 浩二先生

会場風景

会場風景
様子1
様子2