EXPAND study 委員各位
EXPAND study 参加医師各位全国EXPAND study実行委員会(謝辞)
謹啓
新緑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
この度は、ご多忙にもかかわらず全国EXPAND study実行委員会(5月18日:東京)にご出席賜り厚く御礼申し上げます。
今回の研究会では本研究の進捗状況、各地区における実行委員会の開催状況を共有させていただきました。先生方の多大なご尽力により、登録準備完了のご施設数も増えつつあり、症例登録数も順調に伸びてまいりました。本研究の目標症例数である7,000例まで予測以上のスピードで達成いただけるものと確信いたしております。なお、今後もEXPAND studyの会議を開催予定でございますが、本会議へ参加いただく先生方は正にEXPANDを推進、登録いただく先生方でいらっしゃいますことから、本会の名称を「EXPAND実行委員会」へ変更させていただくこととなりました。引き続き、EXPAND実行委員会を開催することで、先生方へ本研究に関する情報を提供させていただく所存でございます。
EXPAND studyの結果から、より効果的な心原性脳塞栓症の発症予防戦略が確立されることで、多大な社会貢献がなされるものと大変期待されています。今後も引き続き、先生方のご協力を賜りたく何卒よろしくお願い申し上げます。
略儀ながら取り急ぎ書中にて御礼を申し上げます。
謹白
2013年5月末日
EXPAND study研究代表
東北大学大学院循環器内科学
下川 宏明
月別アーカイブ: 2013年6月
広島地区EXPAND study 実行委員会
登録推進委員: 広島大学病院 脳神経内科 教授 松本 昌泰 先生
参加医師:26名
2013年5月9日(月)18時30分より、ホテルグランヴィア広島にて「広島地区EXPAND study実行委員会」が開催されました。
開始に際して主催者である松本教授から、高齢化に伴い心房細動が増加し、心原性の塞栓症が脳梗塞の中で大きな割合を占めるようになっている昨今、世界的にもワルファリンに代わる薬が求められてきた中で、新規経口抗凝固薬 (new oral anticoagulant drug: NOAC) が登場し、NOAC を実臨床でどのように生かしていくかが臨床現場で大きな課題であることを示されました。リバーロキサバンは、日本で1,280例という多くのエビデンスを持っている唯一のNOACであること、一方でこのエビデンスは比較的重症例(CHADS2 ≧2)であることが解説され、そのために、EXPAND studyはCHADS2 ≦1からの発症例も観察するデザインとなっていることが説明されました。
EXPANDは「広げる」という意味に相応しい大規模な観察研究であり、この研究を広島地域の研究推進委員として進めていきたいという、EXPAND study 実施への意気込みを26名の参加された先生方と共有されました。
松本教授、ならびにご出席いただいた先生方、お忙しいところ研究へのご参加をいただきまして、誠にありがとうございました。
EXPAND研究事務局
広島地区EXPAND study 実行委員会の様子
新潟地区EXPAND study 実行委員会 開催
登録推進委員: 新潟大学医歯学総合病院 循環器内科 教授 南野 徹先生
参加医師:10名
2013年4月22日(月)19時30分、ホテル日航新潟にて「新潟地区EXPAND study 実行委員会」が開催されました。
開始に際して、主催者である南野教授から、ROCKET AFでは良い結果が得られたリバーロキサバンですが、リアルワールドからは遠いオペレーションで研究が行われていたことから今回、高齢者が多い新潟県でEXPAND studyを実施し、リバーロキサバンの自然歴を見ていくことが非常に重要とのコメントがございました。高齢者や腎不全患者の安全性に関する情報は興味深く、EXPAND studyに参加された先生方と本研究を実施していくことが宣言されました。
新潟大学医歯学総合病院 循環器内科 総括医長 古嶋博司先生により研究計画の説明が行われ、非常に多くの患者が対象となる研究デザインであるため、1施設で15例以上の症例登録が必要になることが確認されました。 参加した先生方から、一斉調査や登録時の検査データ、登録条件、投与量、イベント等に関する質問がありました。
南野教授、ならびにご出席いただいた先生方、お忙しいところご参加をいただきまして、誠にありがとうございました。
EXPAND研究事務局