岡山地区EXPAND study実行委員会

登録推進委員:岡山大学 循環器内科 教授 伊藤 浩先生
登録推進委員:岡山大学 脳神経内科 教授 阿部 康二先生
参加医師:9名

2013年4月21日(日)10時00分より、岡山国際ホテルにて「岡山地区EXPAND study実行委員会」が開催されました。

冒頭に、登録推進委員の阿部教授から、従来のAF治療で使用される薬剤はワルファリンが中心であったが、60年ぶりに新薬が臨床使用可能になったこと、リバーロキサバンは一日一回の投与であり、ワルファリンのようなモニタリングが不要であることが説明されました。また、5月からリバーロキサバンが長期処方可能となることから、EXPAND study をより一層、実地診療の延長線上で行うことができようになること、岡山地区は適応となる患者数も多いことから、本研究においても多くの症例を登録していきたい旨のコメントがございました。

EXPAND研究事務局が研究計画および参加医師の実施事項について説明を行い、登録基準、追跡調査、一斉調査、参加施設について等の質疑がございました。

終わりに、登録委員の伊藤教授からこれまでのAF治療はQOLを重視して進められていたが、新規抗凝固薬の登場で患者の選択肢が増え、治療方針に大きな変化が生じたこと、また新規抗凝固薬の中でもどの薬が日本人に適しているかが注目されており、リバーロキサバンの日本人におけるエビデンス構築がEXPAND study の目的であることが解説されました。EXPAND study はリバーロキサバンの実力を自分たちで体感するチャンスであるとの観点が説明されました。

阿部教授、伊藤教授、ならびにご出席いただいた先生方、お忙しいところご参加をいただきまして、誠にありがとうございました。

EXPAND研究事務局

岡山地区EXPAND study実行委員会の様子